サイクリングに行こう!
ぽかぽか陽気に誘われて、どこかへ出かけたくなるこの季節。そんな季節におすすめなのが、サイクリング。アデレード周辺の景色を見ながらゆったり自転車で回ってみたり、または本格的な自転車イベントに挑戦してみたりと、いろいろなサイクリングを楽しんでみては?
フリーバイクを利用しようサイクリングを楽しみたいけれど、自転車も持っていないという方におすすめなのが、アデレードシティカウンセルが運営するBike SA。ここを利用すれば、無料で自転車を借りることができる。借り方は、Franklin StreetにあるBike SAを始め、アデレード市内にある14箇所または、周辺に点在する7箇所いずれかの貸し出し場所に行き、身分証明書(自動車免許、パスポート又は年齢証明書)をデポジットの代わりに預ける。グループで利用する場合も、全員分の身分証明書が必要。そして、自転車を借りた場所に返却するのが決まりだ。
注意
※ 気温が38度を超える真夏日は、貸し出し不可
※ 学生証や保険証は身分証明書の対照にならない
自転車の貸し出し場所はこちらを参照 http://www.bikesa.asn.au/AdelaideCityBikes
<おすすめサイクリングコース>
アデレード周辺には、いくつものサイクリングトラックがある.平坦な道もあれば、上り下りの激しいコースもあるので、体力や目的に合わせて利用してみよう。
おすすめコース1: トレンス川アデレードの中心を流れるトレンス川にそって、West beachまで行くコース。道中は歩行者、自転車のみコースなので、初心者にも安全。川沿いの景色を楽しみながら、ピクニック気分で出かけたい。また、体力に自信があるなら、トレンス川をさかのぼって、サイクリングコースのスタート地点、アデレード・ヒルズの入り口の辺りに位置するAthelstoneから出発してみよう。
おすすめコース2: ビーチ沿いGlenelgから出発して、北にあるOuter Harbourを目指すコース。Henly Square、Grange、そしてSemaphoreと見所を押さえながら、途中でカフェに寄ったりもできる楽しいコースだが、往復50キロメートルの長いコースなので、復路は電車とトラムを利用して帰ってくるのもありかも。また、Henly Beachから出発して往復しても、ビーチ沿いの景色は充分に楽しめる。
おすすめコース3: マウント・ロフティーPrinces Highwayと平行に並ぶTollgate Bike Pathをスタートし、分岐地点となるCrafersから一般道に入り、アデレードで一番高い場所、727メートル地点にあるマウント・ロフティー・サミットを目指す上級者コース。なが い上り坂の中に時々ある平坦な道で、うまく足を休ませながら進みたい。きっと一生懸命登った後のサミットからの景色は、格別! 水分やエネルギー補給のために、スポーツドリンクやスナックの持参を忘れずに。
せっかくやるなら、本格的に!? - Tour Down Under :19-26 January 2014 -
自転車通勤 通学の皆様はもちろん、サイクリングを始めたばかりの方でもまだ間に合う! 日頃の走りの成果を、サイクリング・イベントで発揮してみてはいかが?
チャレンジしてみたい方におすすめなイベントがTour Down Under! 2014年1月19日から26日までアデレードを中心とする南オーストラリアで開催されるTour Down Under。南半球で唯一のUCIプロツアー(ツール・ド・フランスなどで有名なサイクリングのプロ競技ツアー)とあって、世界中からサイクリストたちがアデレードに集結しタイムを競う。レース期間中のアデレードは、プロのサイクリストたちや見物客でにぎわう。特に2014年の大会は、2011年のツール・ド・フランスで総合優勝したオーストラリア人、カデル・エヴァンスが参加予定とあって、早くもオーストラリア全土から注目が集まっている。1999年に初めて開催されて以来、その規模を拡大し続け、現在ではTour Down Underが世界の自転車競技シーズンの皮切りとして位置づけられている。選手たちがアデレード市内やアデレード・ヒルズをものすごい勢いで走り抜ける様子は、まさに圧巻。
そんな大きなイベントに参加するなんて、きっと無理だと思う方も多いはずだが、実はTour Down Underのイベントの一つ、1月25日(金)に行われるBupa Challengeは、一般もエントリー可能なチャレンジ!(コースはプロのサイクリストと同じだが、一般のチャレンジは本レースの前に行われる。)2012年、2013年には現オーストラリア首相のトニー・アボットがこのチャレンジに参加し、最長ルートを完走したことでも有名。今年のコースは最長155kmから、113km、76km、そして最短33kmと体力に応じて4つのコースから選べ、どのコースもゴール地点のビクター・ハーバーを目指す。一般参加の場合の参加費は100ドル以上とちょっと高めだが、参加者の証となるTour Down Under専用のユニフォームやゴール地点での昼食などが含まれている。そして何より、世界的なサイクリングイベントで走った経験は、きっとこの夏一番の思い出になること間違いなし!
Bupa Challengeへの参加登録は2014年1月15日までなので、お忘れなく!
http://www.tourdownunder.com.au/home.htm (Bupa Challengeの詳細や登録はホームページの左側にあるBupa Challenge Tourをクリック)
編集: 2013年11月