留学生インタビュー(小中高校)

友達との出会い ー 松島 駿伍さん(Shungo Matsushima / Year 12)、原田 祥子さん(Shoko Harada / Year 10)

松島さんは中学生のときに初めて英語の勉強のためにアデレードを訪れ、日本の中学校を卒業後に再来豪。現在Hallett Cove Schoolでの留学生活ももう3年が経過している。原田さんは昨年夏にアデレードを訪れ、5ヵ月間のISEC(高校留学生のための英語集中コース)を修了した後、今年からHallett Cove Schoolでの高校生活をはじめたばかりだ。


留学のきっかけ

松島さん、原田さんに共通するのは兄弟が先にアデレードに留学していたこと。留学が既に身近な存在だった2人には、高校生活をオーストラリアでスタートさせることに迷いはなかった。ご両親もともに、「自分で決めたのだから頑張ってきなさい」と子どもを信頼して送り出してくれたという。現在通っているHallett Cove Schoolは、南オーストラリア州教育省からの紹介だったが、先生方がみな素晴らしく、「Hallett Coveに通えて良かった」と2人ともとても充実した高校生活をエンジョイしている。


友達をつくる

「最初は英語ができなかったので友達もうまくできなかったり、授業についていくのも大変でした」という松島さんだが、度胸を出してとにかく話すことで次第に克服できたという。「友達がまたその友達を紹介してくれたりするので、先ずは頑張って友達を少しずつでも作ることが大事だと思います」。
留学をはじめて7ヵ月の原田さんも、ISECのときは仲良くなった韓国からの留学生と励ましあいながら頑張ってきたという。現地校に通い始めた今は、「自分の英語に自信がない分、まだ人に話しかけることを躊躇しがちです。そこがこれからの課題ですね」というが、「親切な友達も多く、SHOUKOという名前も覚えてもらえるようになりました」と着実に新しい環境に溶け込みはじめているようだ。


将来の夢

留学生活を成功させるための最も大切な要素として「友達とのつながり」を上げる2人だが、将来の夢も明確だ。
松島さんは飛行機の客室乗務員になること。日本の専門学校でより専門的な勉強をするために、高校卒業後は帰国する予定という。
原田さんは国際的なホテル関係の仕事に就きたいと考えていて、そのため高校卒業後はアデレードにあるICHM(International College of Hotel Management)に通う計画だ。

「アデレードはきれいで人も温かいところがいいです。ホストファミリーも優しいです」と口をそろえる2人。そしてアデレードの好きなところはビーチという松島さん、広い空という原田さん。それぞれ、勉強ばかりではなくアデレードらしく自然とノンビリする気持ちも忘れていない。

取材:2010年3月

留学先
Hallett Cove School(ハレットコーブ・スクール)
2-32 Gledsdale Rd Hallett Cove SA 5158
http://www.hcs.sa.edu.au/

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