在メルボルン領事館情報

教科書申し込み、詐欺・テロへの注意喚起等

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在メルボルン日本国総領事館メールマガジン
       
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1.教科書の申込み受付け開始

 平成30年度(2018年)小学校上巻及び中学校(通年用)教科書の申込み受付けを開始致します。ご希望の方は,当館ホームページより申込用紙をダウンロードの上,必要事項を記載して,当館領事部教科書担当まで郵送又はFAX若しくはEメールに添付の上,平成29年9月30日(土)までにご提出ください。なお,メルボルン日本人学校,メルボルン国際日本語学校(MISJ),サンドリングハム・メルボルン補習校(JSC)及びアデレード日本語補習授業校に在籍する方は,学校から配布されますので,当館への申し込みは不要です。

教科書申込書
http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/consular/information/education/textbook-distribution_j.html
  
平成29年度小学校下巻の教科書配布については,申込みいただいている方々に9月29日(金)までに当館から直接ご連絡しますので,電話等でのお問い合わせはご遠慮ください。


2.ホバート一日総領事館の開催(再掲載-受付け時間の変更)
 9月9日(土),タスマニア州ホバートにおいて一日総領事館を実施致します。詳細は,当館ホームページを御覧ください。尚,ホバートにおける一日総領事館の今年最後の開催になり,次回は来年以降になります。
 ○ホバート一日総領事館
 日時:平成29年9月9日(土)8:00-14:00(受付時間を変更していますので,ご留意ください)
 場所:BEST WESTERN Hobart  156 Bathurst St, Hobart TAS 7000
 当日の連絡先(携帯電話):0407-303-769
 当館HP  http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/consular/mailmagazine/archive/mailmagazine20170909_j.html


3.「ジェフ、テディ又はテリーと名乗る詐欺師にご注意を!」
 最近,ジェフ、テディ又はテリーと名乗る自称シンガポール人男性がシドニーに出没し,ファーストフード店やカフェ等に居る女性に「私はチャイルドケアのボランティアや留学生のサポートをしている。仕事や学校を紹介できる。」等と英語で優しく言葉巧みに声をかけて食事等に誘い,その後,親しくなると「ひったくり被害にあって手持ちのお金がなくなった。1週間で返すから生活費を貸して欲しい。」,「病気にかかっていて病院に行くため明日の朝までにお金が必要」などと金銭を要求し,お金を貸してしまうと,その後は音信不通となる事案が発生しているとの報告が在シドニー総領事館よりありました。同人は以前メルボルンでも同様の手口での被害報告があるところ,皆様におかれましては,何度か会っただけの見知らぬ人間の言葉を信用して,安易に連絡先を教えたり,お金を貸すようなことはしないようご注意ください。

<詐欺師の特徴>
○自称 ジェフ、テディ、テリー
○アジア系(自称シンガポール、マレーシア出身)
○年齢40歳~50歳
○身長160~165cm
○頭髪はやや薄め
○アジア人特有のなまりのある英語を話す、日本語も片言で話す
○不潔ではないが地味な服装
<具体的な文言>
○チャイルドケアのボランティアや留学生のサポートをしている
○奨学金、アコモデーション、仕事、学校を紹介できる
○君との出会いは運命的だ。きっと何かの縁だ。また会いたい
○ホテルの支払が滞っている、今日精算しないとホームレスになる
から助けてほしい
○見ず知らずの男にお金を貸すことは心配だろうけど、毎日連絡するから大丈夫
○現金がないならATMへ行こう。マスターカードがあれば引き出せる


今後の日本文化関連行事(2017-9月号)

● 第48回日本語弁論大会ビクトリア州最終選考会
・日時:2017年9月10日(日)
午前の部(午前9時~)高校2・3年生部門
     午後の部(午後1時~)大学生、一般部門
・会場:メルボルン大学、シドニー・マイヤー・アジア・センター、
     ヤスコ・ヒラオカ・マイヤー・ルーム
・主催:日本語弁論大会ビクトリア州実行委員会
http://japanspeechcontest.org.au/

●「Awakening : Art of Buddhism 」
 南オーストラリア美術館所蔵コレクションを含む「仏教美術」を展示しています。
・日時:~2017年10月29日(日)
・主催・会場:南オーストラリア美術館
   North Terrace, Adelaide
・入場無料
http://www.artgallery.sa.gov.au/agsa/home/Exhibitions/NowShowing/AWAKENING_ART_OF_BUDDHISM 

●「Buddha's Smile 」
ビクトリア国立美術館所蔵のコレクション「仏教美術」を展示しています。
・日時:~2017年10月8日(日)
・主催・会場: ビクトリア国立美術館   
     180 St Kilda Road, Melbourne
・入場無料
https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/buddhas-smile/

●「Hokusai - 北斎 」
葛飾北斎代表作品「神奈川沖浪裏」を含むビクトリア国立美術館所蔵の作品に加え、長野県松本市にある日本浮世絵博物館のコレクションの176作品を展示しています。
・日時:~2017年10月15日(日)
・主催・会場: ビクトリア国立美術館   
     180 St Kilda Road, Melbourne
 ・入場料:大人16ドル、子供(5~15歳)7ドル
https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/hokusai/ 


● 当館展示 「東川潤子+コグラン尚子」
墨絵アーティスト東川潤子氏と陶芸家コグラン尚子氏の二人展「墨と土」を展示しています。
・日時:~2017年9月28日 (木)
   午前9時~午後4時(閉館:午後1時~2時)
 ・主催・会場:当館
http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/jicc/event/whatson_j.html

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●9月1日(金)から9月4日(月)頃までは,イスラム教の犠牲祭に当たります。
●この期間中やその前後に海外に渡航・滞在される方は,最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。


ビクトリア州、南オーストラリア州、タスマニア州にお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

1 9月1日(金)から9月4日(月)頃までは,イスラム教の犠牲祭(イード・アル=アドハー,一部の地域ではクルバンやタバスキとも言われます。)に当たります。犠牲祭は,イスラム教徒によるサウジアラビアの聖地メッカへの大巡礼が終わりを迎えるイスラム暦12月10日から3-4日間行われ(今年は9月1日~4日),この間,イスラム圏の国々では休日となります。また,欧米諸国等の非イスラム圏においても,イスラム教徒が多数居住する地区等では,犠牲祭にかかわる宗教行事が行われることがあります。 
  犠牲祭に際して,イスラム教徒は,神(アッラー)への捧げ物として,羊,牛,山羊などを屠り,貧しい人々と分け合うことが習慣となっています。

2 現在のところ,犠牲祭に際してテロの実行を呼びかける声明などは確認されていません。しかしながら,シリアやイラクでその支配領域を縮小させているISIL(イラク・レバントのイスラム国)による存在感を示すためのテロ攻撃などの可能性は排除できません。大規模行事はテロの標的となり易いことに留意し,テロへの注意を強化する必要があります。

3 つきましては, 犠牲祭期間中やその前後に海外に渡航・滞在される方は,従来以上に安全に注意する必要があることを認識し,外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等,渡航・滞在先について最新の関連情報の入手に努めるとともに,改めて危機管理意識を持つよう努めてください。テロ,誘拐等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,特にテロの標的となりやすい場所(※)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。
(※)モスク等宗教関連施設,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場等不特定多数が集まる場所等

4 在留届の提出または,「たびレジ」への登録を必ず実施してください。
 3ヶ月以上海外に滞在する方は在留届の提出を,3ヶ月未満の場合は「たびレジ」への登録を必ず実施してください。(「たびレジ」の登録: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )渡航先の最新安全情報や,緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができます。また,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

5 海外滞在中の安全対策については,「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」も参照してください。
http://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

6 外務省のテロ対策パンフレットも併せてお読みください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)

(参考広域情報・スポット情報)
・「欧州でのテロ等に対する注意喚起(再々更新)」(2017年08月18日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2017C174.html

(問い合わせ先)
 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5140
 ○海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)