在メルボルン領事館情報

アデレード一日総領事館開催(2018年8月18日)

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在メルボルン日本国総領事館メールマガジン
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主要項目
1.アデレード一日総領事館の開催
2.在留邦人子女に対するいじめ相談窓口の設置
3.広域情報:ラマダン月のテロについての注意喚起
4.広域情報:国際的詐欺事件に対する注意喚起
5.インターネットを悪用した賃貸物件に関する振り込め詐欺事件
6.今後の日本文化関連行事(2018-6月号)

1.アデレード一日総領事館の開催

8月18日(土),南オーストラリア州アデレード市において一日総領事館を実施致します。詳細は,当館ホームページを御覧ください。
○アデレード一日総領事館
日時:平成30年8月18日(土)8:00-14:00
場所:The Bullion Room, Adina Apartment Hotel Adelaide Treasury, 2 Flinders Street, Adelaide, SA 5000
当日の連絡先(携帯電話):0407-303-769
当館HP:http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/consular/mailmagazine/archive/mailmagazine20180818_j.html

2.在留邦人子女に対するいじめ相談窓口の設置

海外子女教育振興財団に在留邦人子女に対するいじめ相談窓口が設置されましたのでお知らせします。いじめ等について相談を希望される方は下記連絡先に連絡下さい。
(いじめ相談窓口)
公益財団法人海外子女教育振興財団事業部教育相談事業チーム 
電話:+81-3-4330-1352
受付時間:月~金曜 10時~16時(日本時間)
メールアドレス:sodanjigyo@joes.or.jp

3.広域情報:ラマダン月のテロについての注意喚起

  • 5月15日(火)頃から6月17日(日)頃は,イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。
  • 近年,ラマダン月及びその前後に世界中で多くのテロ事件が発生しています。
  • 最新情報の入手に努め,テロの標的となりやすい場所を訪れる際には,安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。
  1. 5月15日(火)頃から6月14日(木)頃(※)は,イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。ラマダン終了後には約3日間(6月15日(金)頃から6月17日(日)頃),イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。

    ※ラマダン月の期間は目視による月齢観測に依拠するため,上記日程は直前に変更されることがあります。

  2. 近年,ラマダン月及びその前後の期間に世界中で多数のテロ事件が発生しています。特に,イスラム過激派組織ISIL (イラク・レバントのイスラム国)等は,過去ラマダン月の期間にテロを呼びかける声明を発出しています。
    また,最近は,爆弾や銃撃に加えて,車両やナイフなど身近な物を使用して不特定多数を殺傷するテロが呼びかけられています。

  3. 本広域情報発出時点で同様の声明は確認されていません。しかし,近年,ラマダン月及びその前後の期間に多くのテロが発生していることを認識し,以下の対策をとってください。

    (イ)最新の関連情報の入手に努める。

    (ロ)特に,金曜日に注意する。金曜日はイスラム教徒の集団礼拝日であり,その際,モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがある。本年のラマダン月については,5月18日,25日,6月1日及び8日が金曜日に当たる。

    (ハ)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識する。 観光施設,観光地周辺の道路,記念日・祝祭日等のイベント会場,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット,ナイトクラブ,映画館等人が多く集まる施設,教会・モスク等宗教関係施設,公共交通機関,政府関連施設(特に軍,警察,治安関係施設)等。

    (ニ)上記(3)の場所を訪れる際には,予め非常口等の避難経路を確認しておき,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる,できるだけ滞在時間を短くする等の注意に加え,その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。

    (ホ)現地当局の指示があればそれに従う。特にテロに遭遇してしまった場合には,警察官等の指示をよく聞き冷静に行動するように努める。

    【車両突入の場合】

    • ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増す。
    • 歩道を歩く際はできるだけ建物側を歩く。

    【コンサート会場,スポーツの競技場等の閉鎖空間】

    • 会場には時間より早めに入る,終了後はある程度時間を置いてから退出するなど,人混みを避けるよう努める。
    • セキュリティの確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり,こうした場所での人だまりや行列は避けるようにする。
    • 不測の事態の発生を念頭に,会場の出入口や非常口,避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
    • 周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

    【爆弾,銃器を用いたテロに遭遇した場合】

    • 爆発,銃撃の音を聞いたらその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとる。
    • 頑丈なものの陰に隠れる。
    • 周囲を確認し,可能であれば,銃撃音等から離れるよう,速やかに,低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合,出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり,注意が必要。

  4. 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
    さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。
    3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html
    3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
    https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#

    (問い合わせ先)
    ○ 外務省領事サービスセンター
    住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
    電話:(代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

    (外務省関係課室連絡先)
    ○ 領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
    ○ 領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
    ○ 海外安全ホームページ:
    http://www.anzen.mofa.go.jp/
    http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
    http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

4.広域情報:国際的詐欺事件に対する注意喚起

【ポイント】
国際的詐欺メールの手口は,通称「419事件(ナイジェリアの刑法第419号に抵触する詐欺犯罪)」とも呼ばれ,遺産相続を名目としたもの,宝くじの当選を装うもの,マネーロンダリングや投資の協力を持ちかけるもの,最近ではラインやツイッターなどを通じた結婚詐欺など,多種多様な手口があります。

(1)欧米等を中心に,遺産相続等を名目とした日本語で書かれた国際的詐欺レターやメールが多く出回っています。

(2)最近見られた手口は,英国に実在する日系企業の社員(実在の人物)の個人資産管理人を名乗る者から,「日本人である○○氏がA国で死亡したが,同人の親族が確認できず,調査の結果,貴殿(手紙の受取人)が近親者に指名されていることが判明した。ついては,貴殿を相続人とした上で、遺産相続手続きをとることとしたく、当方(手紙の差出人)まで連絡頂きたい。」といった内容の手紙(又は電子メール)が送付されてくるというものです(但し日本語の文章には不自然なところがあります)。

(3)このような手紙や電子メールに記載されている「日本人の死亡」や「個人資産管理人」云々は,いずれも事実ではありません(名を騙られた日系企業の社員は実在の人物だが,本人には全く覚えのないものであることが確認されている)。この遺産相続の勧誘は,遺産の現金化のための手付け金や海外送金のための手数料,これらの手続き過程で発生した問題の解決費用(弁護士費用)等様々な名目で,怪しまれない程度の額を何回にも亘って振り込ませ,金銭を騙し取ることを目的とした国際的詐欺です。

(4)このような心当たりのない遺産相続に関するレターやメールなどを受け取った場合には,相手のペースにはまり慌てて手付け金や手数料等を振り込まず,まずは詐欺の可能性を疑って相手にしないよう十分注意してください。

【海外邦人事件簿】
・Vol.04日本国内で遭う国際詐欺事件
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo04.html
・Vol.20買ってもいない宝くじが当選??
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo20.html
・Vol.29海外からのオレオレ詐欺
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo29.html
・Vol.47 おいしいメールと国際詐欺
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo47.html
・Vol.67 メール版「助けて詐欺」
https://www.anzen.mofa.go.jp/jikenbo/jikenbo67.html

【日本貿易振興機構(ジェトロ)】
国際的詐欺事件について(注意喚起)
https://www.jetro.go.jp/contact/faq/419/

(問い合わせ窓口)
○ 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)+81-3-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○ 領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○ 領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○ 海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版)
https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html(スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

5.インターネットを悪用した賃貸物件に関する振り込め詐欺事件


(1)条件のよい賃貸物件に住みたいという気持ちにつけ込む詐欺被害が相次いでいます。インターネットの掲示板に好条件な賃貸物件の募集広告を掲載し、家主を装って「海外に住んでいる」などと巧みに語り、賃料名目で海外に送金させる悪質な手口です。現金を振り込んだ後に連絡が取れなくなり、確認すると、実際には該当する物件が存在しなかったり、全く無関係の人が家主であることがわかり、詐欺被害に気付くというものです。

(2)不動産の賃貸については、契約や現金の振り込みの前に、物件をよく確認することがトラブルの最大の防止策です。「早く振り込まなければ、ほかの人に貸してしまう」等と、物件の下見よりも先に現金を振り込むように言われたら、詐欺の可能性を疑って下さい。

(3)過去(2004年1月1日以降2017年1月19日まで)にウエスタンユニオンを介して送金した被害者に対して、返金の手続きを本年5月31日まで受付けています。詳しくは以下のウェブサイトを御参照下さい。 ウエスタンユニオン(英語サイト)

http://www.westernunionremission.com/

6.今後の日本文化関連行事(2018-6月号)

●「Koto Transformation - Australis」

日本から沢井一恵さんを始めとして、アジア各地からゲストパフォーマーを招いての琴のコンサートです。琴の他にもサクソフォーンの演奏や舞踏のパフォーマンスもあります。
・日時: 2018年6月 1 日(日)午後7時半~9時半
・主催:Multicultural Arts Victoria
・会場:Meat Market, 5 Blackwood St, North Melbourne
・入場料:オンライン券$26.09、当日券$35
http://multiculturalarts.com.au/event/koto-transformation-australis/

● 「The Story of Women: The Extraordinary Career of Kinuyo Tanaka」

溝口健二、田中絹代、小津安二郎監督らの作品計6本が上映されます。1948年から1960年までの映画です。
・日時:2018年6月27日(水)~7月4日(水)午後7時~
・主催:The Melbourne Cinémathèque
・会場:Australian Centre for the Moving Images (ACMI) Federation Square, Melbourne
・入場料:下記HP参照
https://www.acmi.net.au/events/melbourne-cinematheque/
http://www.melbournecinematheque.org/category/present-year/the-story-of-women-the-extraordinary-career-of-kinuyo-tanaka/

●「Japonisme: Japan and the Birth of Modern Art」

19世紀初頭からヨーロッパで流行したJaponism(日本趣向)の影響を強く受けた画家の1人ロートレックの代表作品「ディヴァン・ジャポネ」等、ビクトリア国立美術館が保有する日本文化が多大な影響を与えた作品のコレクションを展示します。
・日時:2018年5月25日(金)~10月28日(日)午前10時~午後5時
・主催・会場:ビクトリア国立美術館、180 St Kilda Road, Melbourne
・入場料:無料
https://www.ngv.vic.gov.au/exhibition/japonisme/

●当館展示「源氏物語」

世界最古の長編小説といわれている源氏物語は文献初出が1008年で、本年は1010周年にあたります。当館保有の源氏物語についての文献の数々を、物語中に出てくる清水寺の模型とともに展示します。
・日時:2018年6月1日(金)~7月31日(火)、午前9時~午後4時(閉館:午後1時~2時)
・主催・会場:当館
http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/jicc/event/whatson_j.html

<転居届・変更届・帰国届は必ず提出して下さい>

在留届提出後、住所を変更された方は「転居届」、家族の移動等、在留届の記載事項(電話番号、メール・アドレス等)に変更が生じた方は「変更届」、帰国予定の方は「帰国届」を当館に提出して下さい。届出は、当館領事部の窓口、FAX(03-9650-7295)、メール(meljapan@mb.mofa.go.jp) 郵送、また、在留届をオンラインで提出した場合にはオンラインでも可能です。

<在外選挙人名簿にご登録下さい>

海外にお住まいの有権者の皆様が、日本の国政選挙に参加するためには、予め「在外選挙人名簿」に登録することが必要です。「在外選挙制度」は日本人である皆様の権利を守る制度の一つです。登録申請より在外選挙人証の受領まで2~3か月を要しますので、お早めの登録申請手続きをお勧め致します。詳細は当館ホームページをご参照頂くか、当館領事部までお問い合わせ下さい。

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在メルボルン日本国総領事館

Consulate-General of Japan in Melbourne
Level 25, 570 Bourke Street,
Melbourne, Victoria, 3000, Australia
Tel: (03)9679-4510, Fax: (03)9600-1504
E-mail: meljapan@mb.mofa.go.jp
Web: http://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/
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開館時間: 総領事館 月曜日から金曜日  09:00~17:00
広報文化班 月曜日から金曜日  09:00~13:00 / 14:00~17:00
領事部 月曜日から金曜日 09:00~12:30 / 14:00~16:00
閉館日土曜、日曜日及び次の祝祭日
平成30年 休館日 週休日(土曜日・日曜日)
*印は,ビクトリア州内における祝日
6月11日(月)*クイーンズ・バースデー
7月16日(月)海の日
9月28日(金)*AFLグランド・ファイナル・デー
11月6日(火)*メルボルン・カップ・デー
12月25日(火)*クリスマス・デー
12月26日(水)*ボクシング・デー
12月31日(月)年末休暇
12月31日(月)年末休暇