オーストラリアのビザ情報

482ビザの永住ビザ申請

角倉卓馬(Takuma Kadokura)
アデレード大学国際関係学部卒業後、オーストラリア国立大学で移民法のGraduate Certificateを取得。
兵庫県姫路市出身、アデレード在住歴14年。MIA会員、MARA登録番号0964518。
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2021年11月25日に、移民大臣は、労働力不足やスポンサービザの数の減少に対応するため、482ビザのSTSOL(Short -term Skilled Occupation List)にある職種の人も永住ビザを申請できるようにすると発表しました。この発表された内容が2022年3月17日に法律に反映され、2022年7月1日以降、下記の条件を満たせる人は、186TRT (Temporary Residence Transition stream)ビザを申請できるようになりました。

  1. STSOLのリストにある482保持者
    2020年2月1日から2021年12月14日の間、少なくとも12か月はオーストラリアに滞在している場合、ビザ申請前の4年のうち、3年間482ビザを保持していれば、186TRTビザを申請できる。
  2. 2017年4月18日後に457を(申請し、その後ビザが下りた場合を含む)保持しており、STSOLのリストにある場合
    2020年2月1日から2021年12月14日の間、少なくとも12か月はオーストラリアに滞在している場合、ビザ申請前の4年のうち、3年間482ビザを保持していれば、186TRTビザを申請できる。
  3. 2017年4月17日前に457を(申請し、その後ビザが下りた場合を含む)保持していた場合
    ビザ申請前の3年のうち、2年間482ビザを保持していれば、186RTビザを申請できる。

「2020年2月1日から2021年12月14日までオーストラリアに滞在していること」と条件にありますが、どのビザを保持していなければいけないとは、記載されていません。よって、この期間は、どのビザを保持していても良いです。

ビザの条件は、頻繁に見直されています。永住権を目指す場合は、常に最新の情報を得ることが重要かと思います。

Migration (Specified persons and periods of time for regulation 5.19) Instrument (LIN 22/038) 2022, https://www.legislation.gov.au/Details/F2022L00340