<アデレードのことならおまかせ!>

教会や歴史的建築物の多くを目にすると、ヨーロッパの街並みをも感じさせる。沿道に植えられたバラやジャカランダが花を咲かせる季節には、花を鑑賞しながら街歩きが楽しめるのも魅力である。

 

公園・ガーデン
アデレードの街は四方を公園に囲まれ緑豊かな環境にあり、それらの公園は市民をはじめ旅行者にも公開されているので、街にいながら新緑から出る新鮮な空気が吸えて、のんびりと過ごせる空間があるのはアデレードの良さでもある。 屋外バーベキュー施設も備えられているので、マーケットで新鮮な食材を買ってくれば公園でバーベキューも楽しめる。 アデレード市内および近郊には植物園やガーデンもあり、きれいに手入れのされた植物を観賞することもできる。熱帯雨林の温室や水蓮のコレクションで有名なアデレード植物園、1982年に姉妹都市の提携が結ばれた記念に造られたアデレード姫路ガーデンなどがある。

アデレード植物園
1855年に設立された16ヘクタールの敷地を持つ植物園で、芝生が広がる園内は市民の憩いの場となっている。オーストラリア原産をはじめ世界各国の植物を栽培している。熱帯雨林の温室や水蓮のコレクションは特に有名。植物園の中央にはレストランBotanic Garden Restaurantもある。毎日10:30から90分の無料ガイドツアーを実施している(Schomburgk PavilionにあるVisitor Information Centreから出発)。花や草木に興味がある人には新しい発見も。
Website: www.botanicgardens.sa.gov.au
North Terrace
TEL: (08) 8222 9311
(開) 8:00(土・日・祝9:00)―日没(季節によって異なる)
(休) グッド・フライデー、クリスマス


アデレード姫路ガーデン
サウステラスにあるアデレードを代表する日本庭園「姫路ガーデン」。1982年4月19日にアデレードと兵庫県姫路市との間で姉妹都市協定が締結されたときに友好の象徴として造られた。日本の専門スタッフが技術指導した庭園は、蓮の花咲き乱れる池を中心に、飛び石の通路が続き、灯篭や鹿威し、築山、枯れ山水などどれも本格的。Website: www.cityofadelaide.com.au/sights/himeji-garden
South Terrace
TEL: (08) 8203-7483
(開): 毎日8:00-17:30

 

バラの町


"City of Adelaide rose"や"Queen Adelaide rose"というバラの名称に見られるように、都市の名前がバラの名前にもなったのはオーストラリアではアデレードが初めて。また、ローズガーデンの多さも国内一と言われバラの街アデレードと呼ばれるにふさわしいほど。バラのベストシーズンは、春(10-11月)と秋(3-4月)。この時期、ローズガーデンや街中の沿道では美しい彩りと香りが楽しめる。

ローズガーデン
Veal Gardens, Palmer Gardens, Brougham Gardens, Pennington Gardens, Heritage Rose Garden, Ester Lipman Garden, Rose Trial Gardens, International Rose Gardens

ローズ・ストリート/スクエアー
- アデレード市街中心地(Light Square, Hindmarsh Square, Hutt St. Halifax St.)
- ノース・アデレード(Barton Tce, Ward St. , Wellington Square, Stanley St.)

シャトーバロッサ
バロッサのリンドック郊外に建つバロックスタイルの城シャトーバロッサは、2万5千株(2千種)のバラが植えられているバラ園。2002年の開園式にはクィーン・エリザベス2世も出席され、記念に一株のバラを植樹された。ワイナリー、世界でも指折りのマイセンコレクションが展示されているミュージアム、宿泊施設を併設。Website: www.barossachateau.com
Hermann Thumm Drive, Lyndoch
TEL: (08) 8524-4920
(開)10:00―日没
(料金)無料
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ジャカランダの町
ジャカランダは原産国こそブラジルや南アフリカだが、オーストラリアを代表する花として親しまれ、アデレードでも初夏の訪れを告げる人気の花。桜の花とよく似ているが、色はうす青紫色, トランペット型をした花をつける。レースのような緑色の葉は秋になると黄色へ紅葉し落ち葉となる。夏に新しい葉が出る前に、愛らしいトランペット型の花を咲かせ、散っていくというサイクル。
桜より開花期間が長く11月から12月くらいまで楽しめる。この時期になるとアデレードの街はこのジャカランダが溢れんばかりで、思わず息を呑むほど。ロマンチックなジャカランダの並木は一見の価値あり。ノース・アデレードのLe Fevre Tce.と市街中心地のWakefield St.やHalifax St.が有名な見どころスポットだが、近所の住宅街にも地元の人に親しまれるジャカランダ並木道が数多い。

教会の町
シティ・オブ・チャーチ「教会の街」と呼ばれ、街中にはおよそ30の教会が点在し、さまざまな建築様式をもつ教会を巡る街歩きもまた歴史を感じさせてくれる。

 

おすすめの散策コース

<コース1> ノース・アデレード・ウォーキング ?緑の公園と優雅な住宅地を行く?

キング・ウイリアム・ストリートとノース・テラスの交差点からノース・アデレードへのウォーキングに出発。まずは大理石の柱が並ぶ州議事堂(Parliament House)を左手に見ながら北へ向かうと、トレンズ川(River Torrens)河畔に立つ1977年建設の現代的な白い建物が目に飛び込んでくる。
芸術祭の会場として有名なフェスティバル・センター(Festival Centre)である。川沿いの土手にはエルダー公園(Elder Park)の美しい芝生が広がる。
ここには貸しボートや遊覧船の船着き場があり、週末には野外コンサートなどが開かれる市民の憩いの場である。アデレード橋を渡ると左手にクリケットのホームグランド、アデレード・オーバル(Adelaide Oval)。続いて、遊歩道や並木道、花壇などが広がるペニントン・ガーデン(Pennington Gardens)があり、ゆっくりと過ごすには最適。

ここから先がノース・アデレード。歴史的建造物が数多く残り、優雅な高級住宅地が落ち着いた佇まいをみせている。ガーデンを見下ろすようにそびえているのが街の象徴であるセント・ピーターズ教会(St. Peter's Cathedral)。左に行くと、アデレード建設の父ウイリアム・ライト大佐の銅像が立つライト展望台(Light's Vision)がある。

教会からまっすぐに丘を登りきると、ノース・アデレードのメイン・ストリートであるオコーネル・ストリート(O'Connell St.)となる。ショップやカフェが並ぶ。ゴーバー・ストリート(Gover St.)を右折すると前方には馬の飼育場が広がる。メルボルン・ストリート(Melbourne St.)には古い時代のテラスハウスをそのまま利用したお洒落なレストランやカフェなどが軒を連ねている。

トレンズ川沿いの道からフロム・ロード(Frome Rd.)を下りアルバート橋を渡るとアデレード動物園(Adelaide Zoo)。右手に広がるアデレード大学(University of Adelaide)のキャンパス内を学生気分で歩きながら、ノース・テラスへ。
大学の隣りには、南オーストラリア美術館(The Art Gallery of South Australia)、南オーストラリア博物館(South Australian Museum)、州立図書館(State Library)と続く。通りに沿って続く並木と、これらの建物の重厚さが芸術と文化を感じさせてくれる。

⇒シティ・ノースアデレードマップ
 
 

<コース2>シティ・ウォーキング ?ビクトリア・スクエアからハット・ストリートへ?

街の中心、ビクトリア・スクエア(Victoria Sq.)から出発するシティ散策ルート。この広場の象徴は、南オーストラリア州を流れる3つの川(トレンズ川、オンカパリンガ川、マレー川)をデザインした噴水。広場にはビクトリア女王をはじめ、歴史を彩った人々の銅像がある。
ここはグレネルグ行きのトラムの発着所や無料バス(Bee Line)の起点でもある。東側にはセント・フランシス・ザビエル教会(St. Francis Xaviers Cathedral)が建つ。「教会の街」アデレードを象徴する美しさである。

メイン・ストリートのキング・ウイリアム・ストリート(King William St.)を北に向かう。左前方にひときわ目立つ石造りの建物が中央郵便局(General Post Office)。古い時計台が印象的だ。右側に見えるのは1866年建設のルネサンス様式のタウン・ホール(Town Hall)。このシティを南北に結ぶ目抜き通りはビジネスの中心街となっている。

ノース・テラスを右にしばらく進むと、コロニアル調の優美な建物が見えてくる。エアーズ・ハウス(Ayers House)である。19世紀半ばに建てられたかつての州首相官邸で、邸内は重厚な雰囲気。
ビクトリア時代の家具、調度品を展示している。ノース・テラスの東端にはアデレード植物園(Adelaide Botanic Garden)が、さらに東に行くと国立ワイン博物館(National Wine Centre of Australia)がある。
ノース・テラスからイースト・テラス(East Tce.)へ。イースト・テラスの入り口からランドル・ストリート(Rundle St.)が交差する辺りは、オープンテラスの洒落たカフェやパブ、レストランが続く。
グレンフェル・ストリートとのコーナー近くにある建物はタンダニヤ・アボリジニ文化研究所(Tandanya National Aboriginal Cultural Institute)。

イースト・テラスは途中からジグザグ道となり、高級アパートメントや歴史的な住宅が続く。イースト・テラスからサウス・テラスを通りハット・ストリート(Hutt St.)へ。コロニアル・スタイルのカフェやレストラン、ショップが並び、さながら「街の中のビレッジ」といった趣。

⇒シティ中心部マップ