韓国人長老教会のバザー レポート

韓国人のおばさん達が始めたのをきっかけに今年で10回目となるバザーは年々大きくなっている。
バザー とは学校や教会の運営資金調達のために、自らにとっては不用品ではあるが、金銭的価値がある物を持ち寄って、販売益を寄付するというものだ。
今年のバザーでは韓国人が大半だがオージーや日本人、中国人を含め、約700人の人々が訪れた。
まずバザーの話をする前にちょっと気になる事を話したいと思う。韓国では宗教を持つ人が6割で、仏教とクリスチャンを信仰する人の割合は半々だと言われている。日本では人口の1%がクリスチャンに対し同じアジアの韓国は30%と言う数字は興味深い所だ。
この理由は正直よく分からない。
一説には、1900年代、韓国は本当に貧しく当時アメリカからの宣教師がくれる食べ物目的で教会に通う人も少なくなかった社会状況であり、頼る方が神様くらいしかいなかった時代もあった。その名残りか?発端か? 今でもキリスト教を信仰している人が多い理由の一つであることは間違いない。
ここアデレードでは、「City of Church (教会の街)」とも言われ、教会をたくさん見かける。その中には、韓国教会が6つ、大きい教会は400人から600人くらいの方が日曜日に教会に通っているそうだ。
話を戻し…今年のバザーでは色々な食べ物の販売、
古着や生活雑貨などの販売もあった。
やはり一番のお目当ては格安で食べられる韓国料理。
教会内全部が料理の調理&販売場所になっており、多くの人が食べ物を求め、教会内は人人人人でごったがえしていた。
家庭料理からお祭り料理まで、色々用意されていた韓国料理。
トッポギ、ビンデトック、焼き鳥、チヂミ、豚のコチュジャン焼き、韓国巻寿司、カルメ焼き、キムチ、菓子の販売等など・・・・。
目の前で大きな鉄板で焼くブルコギやコチジャン焼き、焼き鳥は匂いだけで食欲をそそり、すごい行列ができていた。
その中でも日本人に特に人気だったのが 「ホットック」 だ。
ホットックは勿論韓国人にも人気の食べ物で、最後の最後まで売られていた。ホットックとは、小麦粉にイースト・ミルクを入れて生地を作り、中にシナモン、ピーナッツ、黒砂糖、きな粉が入れて焼いた簡単なおやつ。黒砂糖の香ばしい甘さと、外はカリカリ中はモチモチで本当に美味しい。

又、隠れた人気は 韓国式おでん。
薄いさつま揚げのようなものと、大根を一緒にグツグツ煮たもので、味はまさに日本のおでんそのもの。
昆布だしがきいていて、懐かしい味がした。冬には体が温まる最高の一品。
どの売り場でも、中高年の女性(おばさん)が大活躍でした。
韓国のおばさんパワーで、このバザールを盛り上げていると言っても過言ではないほど!!
そして今年からアデレードにある日本人教会である JCFA が「お好み焼き」、「カレー」、「ちらし寿司」 を販売した。
やっぱり初めての参加でちょっと苦戦した様子だった。しかもお好み焼きに対抗していたチヂミ、そしてビンデトック(豆腐で焼くお好み焼きみたいなもの)に完敗。頑張れ日本代表お好み焼き!
年に4~5回ある韓国人のコミュニティーイベントの活躍は目覚しく毎年大きくなっている。
イベントや食文化を通じて、様々な国の人々と異文化交流する素晴らしい機会だと思う。
また、日本から一番近い国、韓国は、文化や料理など共通するところも多いので、アデレード在住の日本人の人々にも多く足を運んでもらいたいと思う。

取材日
2008年6月9日(祝日)
the Korean Presbyterian Church of Adelaide
309 The Parade, Beulah Park
韓国コミュニティー の フェスティバル・イベント in アデレード
2月 旧正月イベント
6月 バザー
10月 韓国食事文化フェスティバル
Reported by Ken

