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大阪歴史博物館学芸員 中野朋子さん インタビュー プロフィール 学芸員の仕事(日本の場合)
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Kimono Osaka's Golden Age の趣旨
2008年はメルボルン市と大阪市の姉妹都市協定30周年を記念して、交流の年として定められています。これまでにもメルボルン市長が大阪市を訪問されたり、今年7月には平松大阪市長が訪問を予定しており、記念すべき交流30周年に、着物展開催の要望がありました。ちょうど移民博物館の10周年記念年でもあるため、大阪歴史博物館に打診があり、メルボルンでのエキジビジョン開催が実現しました。
開催までの期間と展示期間
今回の着物展のために約1年間かけて企画しました。展示期間も5月から9月までの長期間で、さらに前半と後半とでは展示物も変わるので、ちょうど2回の展覧会を1回に開催するような企画で2度ご来場いただいても十分に楽しめる内容です。
前半・後半の見所
いずれも着物がメインになりますが、会場入り口近くに、一番美しい着物が展示されます。大阪で一番有名な両替商の鴻池家から寄贈されたものをメインにしていて、かなり高額で高級な着物の展示です。それぞれの着物のデザイン、刺繍の技法、加工技術を中心に見て、楽しんでいただけるのではないでしょうか。
他の国での着物展の開催
2年前にハンガリーで開催された着物展に、博物館の預かり品を出品しました。私は実際に足を運ぶことができませんでしたが、評判は良かったようです。
アジアでは、着物が近い存在なのか、あまり頻繁に取り上げられる事はありませんが、西洋社会では注目されるアイテムのひとつですね。
着物の魅力とは

着物は日本の民族衣装として外国に誇って良い伝統的なものの一つだと思います。海外で紹介される時は残念ながら、一面的な紹介をされるときが多く、芸者が着ているなど一面的なイメージで捉えられがちですが、本来は民族衣装として、常に人々が着ていたものですから、さまざまなバリエーションのあるものです。意外なことに、これまでは子供用や男性用の着物が海外で紹介される機会が少なかったので、今回の展示ではその点にも気を配って企画しています。着物は日本人全員が着ていたものだからこそ同一ではなく、それぞれが個性を出すために楽しんでいた衣服だという事を伝えられると思います。つまり、着物自体が、実はとてもバリエーションのあるものです。例えば着物の世界、着物の魅力は一面的なものでなく、色々なデザインで遊んだり、素材で遊んだり、多彩な世界観を持っていることを知っていただきたいと思います。




