
世界からの移民シリーズ Vol.3
韓国からの移民 ~教育編~
先月にひき続き第2回目の韓国特集です。
今回のテーマは韓国の子供の教育についてお話しします。
日本の教育に比べ、オーストラリアの教育は全然楽な方であると思われる方がほとんどではないかと思います。しかし日本の教育に比べ韓国の教育は本当に厳しい状況にあります。
1990年代から韓国の小学生は最低4つ以上(なかには10以上)の習い事をしている。
特に多い習い事は国語・算数・英語・ピアノ・テコンドー・美術・外国語などを小学生の頃から始めている。
高校生になると学校が終わった後、予備校に通い、家に帰るのが10時から12時頃。さらに家に帰っても2~3時間勉強している。
大学に入れば語学は必ずやっている。英語・中国語・日本語の順であり現在その中でもっとも多いのはやはり英語だ。韓国ではすでに小学校3年生からの英語教育が義務化されている。しかも、2009年にはすべての学年で英語の授業が行われる。
高校に入れば全ての科目を英語でと言う話もあるくらいだ。
そのため韓国では小学生が母親同行で海外留学(母子留学)するケースも珍しくない。
英語教育への情熱は日本の比ではないようだ。
と言う訳で、実際にアデレードで子供の教育のため来ている知人の李さんにインタビューをしてみました。
お子さんとアデレードに来てどのくらいですか?
子ども二人を連れてきて約1年になります。上の子が中学生で下の子が小学生です。
旦那様は韓国で何をしていらっしゃいますか?
大学の教授です。学費や生活費を全部出してくれています。
昔、私が旦那に大学院の学費を全部出してあげていました。今はその逆ですね(笑)。
子供たちのために一生懸命頑張ってくれています。本当に感謝していますよ。
オーストラリアに決めた理由は何ですか?
最初はアメリカに行こうと思っていたのですが、やっぱり子供二人と私だけではちょっと怖いと思った事と、オーストラリア(アデレード)の方が自然と教育の環境が良いと聞いたのをきっかけにここに決めました。住んでみて本当に良かったと思っています。
韓国での教育とオーストラリアの教育との差をおしえてください。
ハハハハ(笑) 子供たちは本当に喜んでいますよ。
私はもっと勉強させたいのですが、これでも十分だと学校の先生がおっしゃっていました。
韓国で上の子は塾だけで6ヵ所通わせていました。
競争が激しく試験を受けて入らなくてはいけない塾もありましたし、授業料も半端ではありませんでした。
ここは伸び伸びと学業だけではなくスポーツや趣味なども可能な事が一番ですね。
特に英語が一番の目的でしたので叶えられている事が最も幸いなことです。
あと何年くらいこちらにいらっしゃる予定ですか?
そうですね。出来れば長く住みたいのですが旦那が寂しいそうですし、ちょっと可愛そうだと思っています。年に1~2回は韓国に帰っていますがその度に胸が痛いです。
でも上の子が高校3年生になるまでは帰るつもりはないですね。
大学を韓国で特別入学させる目的でいます。
英語が出来れば良い大学を普通の子供たちより簡単に入れるのですよ。
ですから、あと3~4年は居ると思います。
では最後に両親として子供たちへの望みは何ですか?
そうですね…子供たちが自分達のために両親がここまでやっている事を分かってくれている事にまず感謝しています。学校でも家でも一生懸命なので望みはありません。
本当は健康に育ってくれるなら、それだけでも十分だとは思っております。
親の希望を押し付けてしまうことで、子供にストレスを与えてしまう場合があるので気をつけているところです。将来は社会に貢献できる存在になってくれれば良いなと思っています。
ありがとうございました。
この様に韓国人の両親たちは頑張っているな~。
子供のためにこれくらい頑張れるんだなと実感しました。
競争社会について行くため今も韓国の両親は走っています。
Reported by Ken

