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特集 日本初のプロ・ラクロスプレーヤー 山田幸代選手が、アデレードで挑戦中! 第1弾



ラクロスをテーマにした柴崎コウ主演(共演:仲村トオル・江口洋介 他)の映画「少林少女」が
4月26日に公開されるなど、最近注目度が高いラクロス
その中で最も注目されているのが、昨年 9月にプロ宣言をし、
日本初ロ・ラクロスプレーヤーになった 山田幸代選手

ダウンタウンの浜ちゃんとのトークで話題になった「ジャンクSPORTS」や「すぽると」等、
テレビで出演しているのを見て、知っている人もいるのでは? 

山田選手を知らない人もいると思うので、改めてどんな人物か紹介しよう。
 

山田選手って、どんな選手?

 

1982年8月18日生まれ。滋賀県出身。

中学、高校時代はバスケットボール部に所属。
滋賀県立長浜北星高校では1年時からレギュラーとして活躍し、
3年連続で全国大会に出場。チームのキャプテンも務める。

大学時代、友人の誘いでラクロスに出会い、その魅力にとりつかれる。
元来持っている負けん気の強さと、バスケットボールで鍛えた判断力や
瞬発力を活かし、瞬く間に成長。
ラクロスを始めた翌年には、年代別の日本代表に選出される。
その後は数々のタイトルを獲得し、2005年には日本代表として
ワールドカップに出場。5位入賞の原動力となる。

また、同じ2005年には大学を卒業し、某大手通信会社に就職。
社内でトップセールスを記録するなど、プロ活動を始めるまで営業職とラクロスを両立していた。

2007年9月、株式会社横浜黒川スポーツ(ギャラリー2)からのスポンサードを受けプロ宣言し、
日本初のプロラクロス選手に。
10月には、アメリカのクラブチームにスポット加入、ハワイトーナメントに出場し、大会優秀選手賞を受賞。
来年に行われるワールドカップでのメダル獲得を目指す為、
2008年4月より、世界最高峰のオーストラリアリーグにてラクロス修行中。

山田選手 所属事務所 「ライツ」 プロフィールより

4月30日に発売された mihimaru GT の新曲「ギリギリHERO」は、映画「少林少女」の主題歌、
そして、山田幸代選手の公式応援ソングにもなっている。

公式ブログ: 山田幸代 『ラクロス』への挑戦!
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/samurai/



レポーター TAKA の一言

山田選手とは、本当に偶然の出会いで、4月初旬にアデレードで行われたラグビーセブンズの世界大会で、
日本チームを応援する仲間として出会ったんですよ。
最初は、有名な人だとは全く知らずに、ただ、「とにかく元気な健康的な人だな」というのが印象。
応援は、僕よりも気合が入っていて、「イケー、ニッポン!」 「走れ!*)%!」 って。本当に、応援の声がでかくてね。
その大きな声の応援が届いたのか、試合の最後には日本代表選手が、
子供を含めても5人しかいない僕たち日本応援団?のところまで来てくれて・・・・。
そしたら、彼女は、選手と「久しぶり」って話を始めるんですよ。
あとで、「知ってるの?」ってよくよく聞いたら・・・・ プロラクロス選手だったんですよね。

そんな出会い以来、山田選手の試合観戦や取材をさせてもらっていますが、太陽みたいに明るい、
周りを楽しくさせる雰囲気を持っている気持ちいい人です。

そんな人物やプレー・夢にフォーカスしたインタビューは、第2弾にて。



 

ここで、ラクロスって、聞いたことはあるけど・・・・?
ほとんど知らないんです・・・・
という人もいると思うので、改めてご説明しましょう。

ラクロスって何?

 

ラクロスの起源は、北アメリカ大陸の先住民達が
儀式の一環として行っていたものを、フランス系移民が発見し、
スポーツ化したのが始まり。
スポーツ名もフランスのカトリック司教が持つ杖=「Crosse」と
似ていた事から、フランス語の定冠詞La (英語のtheに相当) が
頭について「La-Crosse」と名づけられた。


男女とも同じ起源を持つラクロスだが、現在のラクロスは、
男女比べると 「同じスポーツ?」 というほど、大きくルールが違う。男子はヘルメットや防具をかぶり、1チーム10人でプレーするが、女子の場合は1チーム12人で、ヘルメットや防具は、ゴーリー(ゴールキーパー)以外は着用していないなど、目に見える違いも多い。
これは、男子ラクロスが先住民達の影響を強く受け、北米で発展したのに比べ、
女子ラクロスは本場がヨーロッパに移り発展した、という違いからだそうだ。

世界的な競技人口は約60万人、日本では男女合わせて約25,000人と言われている。
男子ラクロスではアメリカにプロリーグがあるが、男女ともオリンピックの競技種目には、まだ採用されていない。
(プレオリンピックで競技種目に採用された事はある。) 

 

今回はオーストラリアの女子ラクロスにフォーカスして、
紹介したいと思う。

女子は1チーム12人でプレーすると先述したが、
オーストラリアの国内リーグに限っては、
1チーム10人でプレーする (世界的に男子は10人・
女子ラクロスでは、日本・ワールドカップとも12人)。

競技フィールドは、サッカーグラウンドとほぼ同じサイズ。
ゴールは183cm四方の正方形で、ラグビーやアイスホッケーの様にゴール裏もフィールドとして使うことができるのが特徴。
先端に網のついたスティックを 「クロス」 と呼び、
網の部分でボールを受け取ったり、投げたりする。
ボールは、テニスボールサイズの硬質ゴム製で固い。

試合時間は、15分×4クォーター(日本25分×2:W杯30分×2)で行われる。
点数は、1ゴールにつき、1得点となる(サッカーと同じ)。

 

日本とオーストラリアの女子ラクロス
日本の女子ラクロスの歴史

日本では、1986年 Japan Lacrosse Association  (JLA) が設立され、1988年4月から学生リーグが始まる。
1989年6月には初の国際試合が行われた。
協会設立11年目の1997年、東京で World Cup 開催。
現在の競技人口は、大学生を中心に2万人を超え、
協会所属の女子チームは、約600の大学チームと100近くのクラブチームになる。

 

オーストラリア女子ラクロスの歴史

オーストラリアの男子ラクロス誕生は1876年に始まり、女子も当時から練習などは行っていたが、
本格的な動きは、1936年のメルボルンまで遡る。
2年後の1938年にはアメリカとの初の国際マッチをするなど、日本と比べると比較的歴史が深い。
しかし、第2次世界大戦中の1940年から1961年までは空白の期間があった。

1962年にアデレードで女子ラクロスを再開する動きがあり、南オーストラリア女子ラクロス協会が設立。
ビクトリア女子ラクロス協会もそれにあわせて再結成されたのである。
翌年アデレードで、戦後初の州対抗試合「SA州」対「VIC州」が行われた。

最近(1995年)になって、シドニーのあるNSW州や、クイーンズランド州なども女子ラクロス協会に加入し、
裾野が広がってきている。
オーストラリアは日本と違い、クラブ主体でリーグが構成されていて、大学チームは数少ない。
 

エリートレベルの非常に高いスキルの
選手たちが多いオーストラリア

女子ラクロスの世界では、アメリカとオーストラリアが
2強と言われている。
その女子ラクロス界で、世界一を決める世界選手権が4年毎に開催される「女子ラクロス・ワールドカップ」。
オーストラリアチームの戦績を見てみると、
過去7回すべてのワールドカップでメダルを獲得している。
金メダルを強豪アメリカから奪った唯一の国であり(2度)、
直近の2005年ワールドカップでも、オーストラリアは世界チャンピオン(優勝)を獲得している。
次回は2009年7月にプラハ(チェコ)にて行われる。

 

過去3度のワールドカップは、以下の通り。

第5回大会 (1997年)  開催国:日本
優勝:アメリカ  準優勝:オーストラリア  7位:日本

第6回大会 (2001年)  開催国:イングランド
優勝:アメリカ  準優勝:オーストラリア  7位:日本

第7回大会 (2005年)  開催国:アメリカ
優勝:オーストラリア  準優勝:アメリカ  5位:日本

第8回大会  2009年7月予定  開催都市:プラハ(チェコ)



最強国オーストラリアの国内リーグ

現在、オーストラリアの国内大会は年齢制限無しの 「Seniors」 と、
年齢制限のある 「U21」,「 U17」, 「U15」, 「U11」 の5クラスに分かれている。
南オーストラリア州は、フル代表である、Senior Level で圧倒的な強さがあり、
2007年までの過去22回の大会で、20回優勝している。
最近10年の南オーストラリア州は負け知らずで、圧倒的な強さを誇っている。

今、世界で最も強い女子ラクロスチーム・オーストラリア。
そのオーストラリアで最も強いのが、ダントツで南オーストラリアというわけだ。



山田選手の参加するチームとは?

オーストラリアのラクロスは、秋~冬にかけて(4月後半~8月)がシーズンで、
山田選手は、南オーストラリアのリーグに、2008年シーズン、フル出場する。

山田選手は、今シーズン、2つのチームに所属している。
活動の中心は、女子トップリーグ 「Velocity Women's League」 の Wilderness  チーム
又、下位リーグ 「Women's Reserves 2008」 の Sturt  チームにも所属し、出場試合数を増やし、実戦経験を積んでいる。
 
 

山田選手の所属する
左) Velocity Women's League の ワイルダネス・チーム 
右) Women's Reserves の スタート・チーム
 

 所属の Wilderness チームは?

南オーストラリアの女子トップリーグは、 今年から、ラクロス製品の販売を行う
Velocity が冠スポンサーにつき、 「 Velocity Women's League 」 と呼ばれている。
トップリーグには、「 Woodville 」、「 Burnside 」、「 Brighton 」、「 Glenelg 」、「 Wilderness 」 の5チームがあり、
週1ペースで14ラウンドまで戦い (4チームが試合、1チームが休み) 上位4チームが決勝リーグに進める。

山田選手が所属する Wilderness チームは、2006年には、Minor Premiers (レギュラーシーズン1位) と、
Premiers (決勝リーグ Grand Final で優勝) の完全制覇を果たしている。
昨年2007年の Wilderness チームは、Grand Final ( 決勝リーグの決勝戦 ) で Glenelg に破れ、2位に。
過去10年のリーグ成績を見ると、Glenelg  が常勝チームで最も強く、2位に Brighton がつけている。
山田選手が入った今年の Wilderness チームが、再び優勝を勝ち取る事が出来るかが見所の一つ。

 

 

Velocity Women's League 2008
Wilderness チームの試合

ラウンド 試合日 開始時間 対戦相手 試合会場
Normal Season
Round 15 4月25日 (祝)
Anzac Day Opener
1:00 PM Glenelg Findon Oval
Round 1 休み
Round 2 5月 7日 (水) 8:00 PM Woodville Finsbury Reserve
Round 3 5月17日 (土)
Super Saturday
6:30 PM Burnside Finsbury Reserve
Round 4 5月21日 (水) 8:00 PM Brighton Finsbury Reserve
Round 5 5月28日 (水) 6:30 PM Glenelg Finsbury Reserve
Round 6 休み
Round 7 6月11日 (水) 8:00 PM Woodville Finsbury Reserve
Round 8 6月18日 (水) 8:00 PM Burnside Finsbury Reserve
Round 9 6月25日 (水) 8:00 PM Brighton Finsbury Reserve
Round 10 7月16日 (水) 8:00 PM Glenelg Finsbury Reserve
Round 11 休み
Round 12 7月30日 (水) 8:00 PM Woodville Finsbury Reserve
Round 13 8月6日 (水) 8:00 PM Burnside Finsbury Reserve
Round 14 8月13日 (水) 6:30 PM Glenelg Finsbury Reserve
決勝リーグ
  8月20日 (水) 2試合有 未定 Finsbury Reserve
Preliminar 8月27日 (水) 6:30 PM 未定 Finsbury Reserve
Grand Final 8月30日 (土) 6:00 PM 未定 Finsbury Reserve



Women's Reserves 2008
Sturt チームの試合

ラウンド 試合日 開始時間 対戦相手 試合会場
Round 1 5月 3日 (土) 2:45 PM Glenelg Park 25 No.3
Round 2 5月10日 (土) 1:15 PM Woodville Park 25 No.1
Round 3 5月17日 (土) 2:45 PM Wilderness Park 25 No.1
Round 4 5月24日 (土) 1:15 PM Burnside Park 25 No.4
Round 5 5月31日 (土) 2:45 PM Glenelg Park 25 No.4
Round 6 6月 7日 (土)
Gala Day
1:15 PM Brighton Women's Memorial
Playing fields #2
Round 7 6月14日 (土) 2:45 PM Woodville Park 25 No.4
Round 8 6月21日 (土) 1:15 PM Wilderness Park 25 No.1
Round 9 6月28日 (土) 2:45 PM Brighton Park 25 No.1
Round 10 7月19日 (土) 1:15 PM Burnside Park 25 No.3
Round 11 7月26日 (土) 2:45 PM Wilderness Park 25 No.1
Round 12 8月 2日 (土) 1:15 PM Woodville Park 25 No.4
Round 13 8月 9日 (土)
Gala Day
2:45 PM Glenelg Park 25 No.3

試合会場のご案内

Finsbury Reserve ・・・・・  Park Avenue,  Woodville North
Park 25 (No.1~No.4) ・・・・・ Port Road, Adelaide

左) 夜のプレーになる Velocity League ワイルダネスの試合会場 Finsbury Reserve
右) 太陽の下でプレーされる Reserve League スタートの試合会場 Cityからも歩いていける Park 25
下記地図で、マークをクリックしてください。


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