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子供の日(KODOMO NO HI)フェスティバル 2008 レポート

5月4日 日曜日。
真っ青な秋晴れの空の下、毎年恒例 JAFA (日豪友好協会)主催の「こどもの日フィスティバル」が開催されました。
 

 

会場は、アデレード空港近くの コワンディラ小学校で、
入り口には大きなこいのぼりが出迎えてくれました。
会場内に一歩足を踏み入れると、屋台からいい匂いが漂ってきます。
今年は、焼そば、お好み焼き、たいやき、焼き鳥、たこ焼き、焼き芋、お寿司、から揚げなど、海外に住む日本人にとっては、とても懐かしいものばかり。


屋台の魅力は、何と言っても目の前で調理した出来立てをすぐに楽しめる事。
焼そばは、大きな特製鉄板でジュージュー豪快に焼かれていて、ソースの焼ける香ばしい匂いが最高でした。
 

注目される屋台のCooking demonstration
又、巧妙な手さばきで、形になっていく、たいやきやたこ焼きには、多くのオージーや移民の人達が興味深げに見ていて、お店の前には沢山の人だかりが出来ていました。
私達のなじみの深いクリームパンや、アンパン、カレーパンの販売もされており、パクりとパンにかぶりつくと、とっても懐かしい味が口の中に広がります。
どこの屋台でも長蛇の列が出来ており、日本食の人気を物語っていました。

 

そして、何より目玉なのは、恒例の餅つきです。
JAFAの会長のマイクさんが、惚れ込んでオーストラリアで製作したという杵と臼でついたつき立てのお餅は、このお祭りならでは醍醐味ではないでしょうか。



食欲の秋だけに、食べ物の話題から入りましたが (私の食い意地の強さのせい?)、このお祭りの大きな特徴は、様々な日本文化を紹介しているところです。

生け花の展示やデモンストレーション、お琴、お茶、盆栽や着物の展示。
実際に体験してもらいながら、日本文化を伝えていくクラフトコーナーでは、書道や折り紙、小さなこいのぼりを作るコーナー等があり、
「こどもの日フェスティバル」というだけあって、日本人、オージー問わず、ほのぼのとした雰囲気で親子で楽しまれている方が沢山いらっしゃいました。
押し花を使って、コースターやしおりを作る、押し花の体験コーナーは、今年初登場でしたが、これも又、子供達でも簡単に作成でき、綺麗な物が出来上がるので、すごい賑わいでした。
 

 

 
メインステージでは、太鼓の演奏、民謡、ギターの弾き語り等など、耳から入ってくるサウンドは、まさに日本そのもの。
特に印象に残ったのが、日本舞踊を取り入れた「猿かに合戦」の劇。
張子のお面をかぶった日本舞踊を踊る役者さんと、英語の朗読の絶妙な組み合わせがとても良かったです。
沢山練習したんだろうな~と、感心しました。 

人気だったお芝居「猿かに合戦」 多くの和の演出でステージも盛り上がっていました

 


芝生のグラウンドでは、かるた取りコーナーやけんだま、コマ回しの遊び場所もあり、多くの子供達が大喜びでした。
DS(ゲーム機)もいいけれど、時にはゲームのスイッチを OFF にして、日本古来の遊びも経験してみるのは、良い事ですね。
空港に向かって最終着陸態勢で低空飛行しているカンタス飛行機の真下で、日本古来の遊びをしている空間が、なんかとても不思議な感じがしました。 

日本で古くから続く遊具も紹介   隠れた名物が日本の電車にフィーチャーしたコーナー

   
柔道ワークショップ



体育館では、柔道、空手、合気道などのワークショップを見ることができました。

参加している人は、みなさん普段から日本の武道を練習をされている方々ばかりで、とても熱心に取り組んでいる様子が目を引きました。それを真剣な眼差しで見ている人も多かったです。


 

 



本当に多くの日本の文化が紹介されていましたが、
このお祭りのもう一つの大きな特徴は、沢山のボランティアの活躍があることです。
ボランティアの方は、ワーキングホリデーや留学で来ている若い人達から、アデレード歴の長い年配の方まで、幅広い世代の方達です。

駐車場の案内、パンフレットの配布、そして各コーナーには、必ず何人かのボランティアが待機しているんです。
異文化に触れる時、戸惑ったりすることは、誰でもあることだと思いますが、
そんな時に、ボランティアの彼等のお陰で、スムーズに異文化に触れることができる。
彼らの働きは、このお祭りの潤滑油になっていると、再認識しました。
 

今年のお祭りは、今までで最高の3000人以上の来場者があったそうです。
私達日本人、オーストラリア人、そして、他の国からの留学生や移民の人達が、日本文化を通じて、楽しい一時を過ごす事が出来、結果、貴重な文化交流、そして人の交流にもなっている事は、素晴らしいと思います。

毎年、規模が大きくなっている「こどもの日フェスティバル」の、来年のさらなる発展を楽しみにしたいです。



Reported by MS