3ヶ月特別企画 アデレードで鹿島アントラーズを応援しよう 特別企画
第一弾 今、サッカーが面白い!!
3ヶ月特別企画 アデレードで鹿島アントラーズを応援しよう 特別企画
第一弾 今、サッカーが面白い!!
日本、オーストラリアのサッカー界を支えた、支えている、支える男たち
チームには、その戦術を象徴する選手たちがいる。
現在の日本代表なら、世界の強豪がうごめく欧州でクラブの中心選手として活躍している中村俊輔選手。
決して大きくはない身体ながら、長身の相手にも当たり負けしない強さを持ち、緩急をつけた何パターンもの正確なキックと、経験による落ち着いたゲームの組み立てで、相手を翻弄する、まさに日本の中心選手だ。また、代表選手としてだけでなく、欧州のクラブチーム同士がしのぎを削る2006-7シーズンの UEFA チャンピオンズリーグでチームをまとめ、その実力を世界に示した。
歴代の日本代表選手だと、中田英寿 (ヒデ) も世界的に有名な選手だ。
その統率力と広い視野、高い技術から生み出される鋭いパスに定評があり、欧州のクラブチームへの移籍の先駆けとして日本のサッカー界をリードしてきた。2006年ドイツ大会での引退を惜しむ声は今も多くのファンから聞かれる。
2006年ドイツ大会で日本代表を率いたジーコ監督も、実は、アデレードにやって来る鹿島アントラーズというクラブチームでプレーをしていた。
鹿島アントラーズと日本のプロサッカーの発展に貢献し、「ブラジル代表黄金の4人」と言われた一人としてのプレーは、いまや伝説となっている。
今後の活躍が期待されている若手選手にも注目してみよう。
PHOTO : OFFICE PRIMAVERA
23歳以下の五輪代表、年齢制限なしの代表、所属するクラブチームと、コンスタントに出場中で、スピードのあるドリブルと、鋭いクロスが武器だ。
2月には、Jリーグ発足後初となる十代でのW杯3次予選出場を果たし、6月行われたW杯3次予選の最終戦では、W杯予選における日本最年少ゴールの決勝点をたたき出した。
内田選手も、ジーコ監督同様、鹿島アントラーズに所属しており、9月中旬のAFCチャンピオンズリーグでは、私たちの目の前で、素晴らしいプレーを披露してくれることだろう。
オーストラリア代表を象徴する選手といえば、シドニー出身のハリー・キューウェル (Harold "Harry" Kewell) 選手。
ドイツ大会で、日本代表を敗戦に追い込んだ得点を挙げたその人。17歳でプロデビューと代表デビューを果たした、素晴らしいアイディアとテクニックを持つオーストラリア代表の中心プレイヤーで、長年、イングランドのプロリーグとオーストラリア代表で活躍している。
アウレリオ・ヴィドマー
アデレードを拠点とするチーム、アデレード・ユナイテッドのアウレリオ・ヴィドマー (Aurelio Vidmar) 監督も忘れてはいけない。
元オーストラリア代表で、日本のJリーグでプレーしていたこともある。2004年に現役を引退した後、アデレード・ユナイデッドでコーチを経験し、2007年から監督としてチームを率いている。
監督としても成果を残しており、彼の采配に、日本の鹿島アントラーズの選手たちは苦しめられることになるかもしれない。

日本のプロサッカーリーグ ・ J リーグ
日本のプロサッカーリーグ、Jリーグは、親会社に依存した企業スポーツからの脱却と、地域住民や自治体と連携したスポーツ振興、日本サッカーの活性化・実力向上を掲げて1993年に誕生したプロリーグだ。
それまでの日本では、サッカーはあまりメジャーなスポーツではなかったが、NHK でテレビ中継された開幕戦は、視聴率32.4%を記録するなど、Jリーグが日本のサッカー界にもたらした衝撃は大きく、一気にブームへとつながった。
当初は10チームでスタートしたJリーグも、2008年現在は、J1 (1部) 18チーム、J2 (2部) 15チームで、24都道府県の33チームが加盟している。チーム数は、今後も増やされていく予定で、J2は最大22チームとなる予定だ。
シーズンは、毎年3月から12月の9か月間で、J1は地元会場と相手チームの会場の2戦ずつ(ホーム&アウェー方式)、J2は3戦ずつの総当たり戦が行われ、試合結果により得た勝ち点(勝利3点、引き分け1点、敗戦0点)で、優勝を争う。
ジュビロファンの寄せ書き
J1、J2には入替制度があり、最終結果でJ1下位2チームになると、自動的に降格し、翌年はJ2での戦いを強いられる。J1のワースト3位のチームと、J2の3位のチームは入替戦を実施し、勝ったチームが翌年のJ1参加資格を得る。
現在15チームのJ2が18チームに増えたシーズンからは、J1との入れ替え戦を廃止するという案があり、そうなった場合、J2の上位3チームのJ1自動昇格が認められ、J1の下位3チームのJ2に自動降格する。
シーズン終了後には、プロ、アマチュア、大学、高校が入り混じっての「天皇杯」と呼ばれる大会があり、その覇者と、Jリーグ王者が、AFCチャンピオンズリーグの参加資格を得る。

オーストラリアのプロサッカーリーグ・A リーグ
オーストラリアのプロリーグであるAリーグの歴史はJリーグよりも浅く、2005年にスタート。
前身はセミプロリーグだったが、韓国のヒュンダイ・モーターズ(現代自動車)やリーボックなどがスポンサーとなって、オーストラリアサッカーのレベルアップという目的で完全にプロ化された。
開幕後は、代表チームの2006年W杯ドイツ大会ベスト16や、アデレード・ユナイテッドのAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント出場という結果を残すなど、好発進している。
チーム構成に関する規定はJリーグよりも厳しく、各クラブの選手保有数は、23人まで、20歳以下の選手を3人以上保有しなければならない。年俸に関しても、チーム全員の年俸合計がA$180万以下と定められている。Jリーグで最も多い年俸は、その額を超えており、Aリーグがまだ若いリーグであることがみてとれる。
ただし、集客力の向上のために、その制限に関係なく年俸を設定できる選手も、各クラブ1人獲得できる。Aリーグには外国人枠が設けられておらず、4試合限定で特定の選手を呼び寄せることが可能。2005-06年シーズンには、この制度で、日本の有名選手、三浦知良(カズ)選手がシドニーFCの一員としてプレーした。

参加チームは現在、オーストラリア7チームと、ニュージーランドの1チーム、計8チームに厳選されていて、「レギュラーシーズン」と「ファイナルシリーズ」を戦っている。
レギュラーシーズンは、加盟全8チームによる3回戦総当り (全21節、84試合) の1シーズン制。順位は、勝ち点(勝利3点、引き分け1点、敗戦0点)の多さにより決定され、上位4チームは、その後、ホーム&アウェー方式で行われるページシステム・トーナメント ( ※ 図参照 ) のファイナルシリーズの出場権を得ることができる。
さらに、レギュラーシーズンの優勝クラブと、ファイナルシリーズの優勝クラブは、AFCチャンピオンズリーグ出場の切符が与えられる。今後、Aリーグ加盟を予定しているチームもあり、Jリーグのような発展に期待しよう。
(※ まず、準決勝でリーグ1位(A)と2位(B)が(1)で、3位(C)と4位(D)が(2)で、それぞれ対戦。(1)の勝者はグランドファイナルへ、(2)の勝者と(1)の敗者はプレリミナリーファイナルへ進む。(2)の敗者はその時点でシーズン4位決定。プレリミナリーファイナル(3)での勝者はグランドファイナルへ進出、敗者はその時点で3位決定。グランドファイナルでの勝者がシーズン総合優勝チームとなる)
日豪両リーグは、欧州の伝統あるプロリーグに比べるとまだまだ歴史が浅いが、そのために、多くの可能性を持っている。今後のJリーグ、Aリーグのレベルアップが、各国の代表、さらにアジアのレベルアップにもつながっていくだろう。
各クラブチーム、特に、9月からのAFC・チャンピオンズリーグに参加する両リーグのチャンピオンたちには、近い将来の両国のサッカー界のためにも、まずはアジアで、活躍してほしいものだ。
今回はこの辺で。第2弾 「AFC・チャンピオンズリーグを観に行こう!!」 をお楽しみに。
SOCCER REPORTER MAMI
MAMI の紹介は こちら


