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第一弾 今、サッカーが面白い!!
■世界のサッカー、日本のサッカー、オーストラリアのサッカー
W杯予選、北京五輪
国と国の代表がぶつかり合う、4年に1度のFIFAワールドカップ(W杯)は、やはり、一番の盛りあがりを見せる大会だろう。日本中が熱狂した2002年日韓共催で行われた大会や、歴代の名選手と言われたジーコ監督と中田英寿選手が日本を率いた2006年ドイツ大会が、記憶に新しいという方も多いだろう。
2008年9月から、2010年南アフリカ大会の最終予選が、世界各地で9か月間にわたって行われる。
W杯に負けず劣らず盛りあがるのが、五輪。23歳以下の選手中心のチームで臨まなければいけない五輪は、荒削りながら、生き生きとした若い力の爆発する大会だ。北京五輪本大会の予選はすでに終了し、アジアでは、日本、オーストラリア (※1) 、韓国が、本大会への出場権を獲得している。近い将来、年齢制限なしの代表を背負うだろう選手たちの活躍を期待する声は大きく、8月は、世界中が北京に注目することだろう。
多くのスポーツに見られるように、サッカーでも、W杯、五輪ともに、本大会前の選考予選があり、アジア、欧州、南米、北中米カリブ海、アフリカ、オセアニアの世界6大陸(地域)ごとに、各大会の出場権を争う。
日本とオーストラリアが所属しているアジア地区のW杯出場枠を例にあげると、2010年の本大会に行くことのできるチームは、43チーム中、わずかに4.5チーム。W杯アジア地区予選では、4位以内までに入ったチームが自動的に大会参加権を獲得でき、5位になったチームは、オセアニア地区1位との出場国決定戦、プレーオフを行う。
近年のアジア地区の好成績により、その出場枠は十数年前よりも増やされたものの、日本は格下と言われていたチームに負けを喫するなど、世界を目指すことは、未だに過酷なものとなっている。しかし、日本代表、オーストラリア代表ともに、好成績で3次予選を突破しており、最終予選とその後のW杯での活躍が期待される。
6月27日に行われた組み合わせ抽選会により、日本とオーストラリアは、最終予選を同じグループで戦うことになった。日本が負けたバーレーンや、近年力を伸ばしてきたウズベキスタン、カタールも同組に入ったことで、大変苦しい戦いが予想される。両国とも、W杯の最終予選、8月の北京五輪の本大会へ向けて、ムードが高まってきている。
(※1 オーストラリアは、各大会で出場枠の少ないオセアニア地区から、より出場枠の多いアジア地区に、可能性を求めて転籍した)
日本、オーストラリア代表チーム、その強さ
日本とオーストラリアの代表チーム、はたしてどちらが強いのだろうか。
オーストラリアがアジア地区にやってくると決まってからの戦績は、
2006年 ドイツワールドカップ
グループリーグ 日本 1 - 3 オーストラリア
2007年 インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム4カ国共催アジアカップ
準々決勝 日本 1 (4 PK 3) 1 オーストラリア

最新のFIFA (国際サッカー連盟) のランキング(※2)によれば、日本はアジア第2位の38位、オーストラリアが第1位の35位で、実力差はほとんどないようだ。
3大会連続でW杯出場と、経験のある日本は、若手とベテラン勢が切磋琢磨しあうバランスのとれたチーム。スピードを生かし、細かいパスでボールを繋ぐ、しなやかで安定したプレーは、観衆を魅了する。
一方、2006年ドイツ大会が32年ぶりの出場だったオーストラリアは、若さと体の大きさを生かした力のある攻撃で、一目を置かれている。欧州地区に負けない身体の大きさはアジア一といっていいだろう。
次回の対戦は、2009年2月に日本、6月にオーストラリアで行われるW杯最終予選での試合だ。本大会への出場権をかけた大事な試合というだけでなく、アジアのライバル同士の意地とブライドをかけての緊張したゲームになることは必至だろう。
※2 2008年6月末現在のFIFA発表のランキングによる


