日曜日の午前中、ポート・アデレード川の川岸の一角に、磁石のように多くの車を引き寄せる場所がある。それが、今回紹介するトレンス・アイランド・マーケット。
何の常設設備もなく、青空の下、ダンボールに入った野菜の山が、ダンボールの裏紙にマジックで書かれた価格と共に、雑然と並んでいる光景は、アデレードで数あるマーケットの中でも、最も本来の市場らしい匂いがする。
元々、1930年代頃から、ポートアデレードの赤灯台近くにあるバーキンヘッド橋の辺りで、古い漁船を埠頭に横付けして売買を行っていたのが始まりと言われている。
後に市場へと発展していき、その後、1976年に今の場所に移動をしたそうだ。
ここは、約40の店が出店しており、生産者がダイレクトに販売しているので、スーパーと比べると半額以下で買えるものも多くあり、値段もかなりお得。農家からは直送の野菜や果物が運ばれ、漁船からは獲れたての魚が直接買える。実際、ここのマーケットで、1週間分の食材を購入する人、はるばる遠方から買いに来る人、近所の人の分をまとめて購入する人など、有効に利用する人が多い。
近くのポート・アデレードでは、同じく日曜日に催している、蚤の市のフィッシャーマンズ・ワーフ (fisherman's wharf) や、5ドル程で楽しめるポートアデレード川のドルフィン・クルーズ (dolphin cruise) もあるので、観光気分でポートアデレード界隈を楽しむのも良いかも。



買い物のコツ
魚を購入が目的の人は、10時位までに行かないと、お目当ての魚が無くなってしまう事が多い。
逆に、11時をまわりだす頃から、野菜や果物は売りさばく為に、元々安い値段がさらに安くなる。その頃を狙って行くのもお勧め。
ショッピングカート等は無いので、大きなエコバックを持っていくか、ポータブルの買い物カートを持っていくと便利。
「Torrens Island Market」
住所: Moorhouse Road, Gillman, SA, 5013, Australia
ポートアデレード(Port Adelaide)中心より、北北東に約5km、ポートアデレード川(Port Adelaide River) の川岸に位置する。
行き方: トレンス島(Torrens Island)に向う南北に走る道路「Grand Trunkway」で、トレンス島に向って走る。(普段は静かな道路ですが、日曜日の午前中は、行列のように車が続きます。) トレンス島に渡る橋の直前に左に折れる道路(Moorhouse Road)を入る。
道なりに進むと、マーケット目当ての車がいっぱい止っている駐車場にぶつかります。
(駐車場 無料)
営業時間: 毎週日曜日 6am to 1pm

