トヨタ自動車は、7日、都内でモータースポーツ活動および支援計画の発表を行ない、F1レギュラードライバーのティモ・グロック、サードドライバーの小林可夢偉らが抱負を語った。トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は「今年こそはみなさんに初優勝の感動を与えたい」と参戦7年目を迎えるF1での初優勝を誓った。
今シーズンのトヨタは、F1では安定した空力性能を追及した新車『TF108』を投入し、ベテランのヤルノ・トゥルーリと若手のT.グロックのドライバーラインアップで悲願の初優勝を目指す。
渡辺社長は「クルマの楽しさをマキシマイズする活動が、モータースポーツ。その頂点のF1で、毎年言っていることですが、今年こそはみなさんに初優勝の感動を与えたいし、そのために全力を尽くしたい」と決意を新たにした。
昨年のGP2チャンピオンで、今季トヨタからF1フル参戦するT.グロックは「ヤルノが最後のテスト(2月27日、スペイン・バルセロナ)でトップタイムを出したのは、明るい方向を示しているし、新車の開発が正しく進んでいる証明だと思う。レースが始まるまで実際わからないが、いい方向に進んでいる手応えを感じている」と新車の競争力に自信を垣間見せた。
レーシングドライバー育成プログラム「トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)」のメンバーで、今季トヨタのサードドライバーを務める小林は「今年このポジションにつけたことをうれしく思う。レースではヤルノとティモに頑張ってもらって、僕はいいクルマを作ることに専念したい。また、GP2のアジアシリーズとユーロシリーズにも参戦するので、応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
また小林と同じくTDPの一員で、今季ウィリアムズ・トヨタからF1フル参戦する中嶋一貴も会見に登場。「あっという間に冬季テストが終わって来週開幕を迎えますが、1年間大変だと思うけど自分のベストを尽くしたい。しっかり準備してきたつもりなので、それを信じて頑張りたい」と力強く意気込みを語った。
(ISMより)

