被災地支援の活動日記

第7回:春がきた!

仙台にも、ようやく春がやってきました。
桜がついに満開です!

雪が消えて行くのと同時に再び、家屋、道路、田畑の復旧作業がどんどん進むようになりました。目に見えて街が前進していくことを見るのはとても励まされます。瓦礫のなかでも、種が植えられて花が咲きました。去年は桜のことなんて、頭に浮かびもしない状況だったとみなさんおっしゃいます。 夏も冬も、必要なものを手に入れることで精一杯だった一年。ほんとに春がきたんだなと思います。時間の流れを楽しめるって幸せなことなんだなと改めて思います。

今日は、私がお手伝いしている教会カフェのその後を書きたいと思います。

私が関わっているシーサイドバイブルチャーチは、津波で全て流され、2011年4月から仙台市内の喫茶店を借りて日曜日の礼拝を持っています。6月頃から無料のランチを提供していましたが、12月からは募金という形で地元からの復興支援を立て上げようと、カフェを正式にオープンしました。
カフェで頂いたお代は、材料費を除き仮設住宅での移動カフェ、そして教会会堂再建のための資金として使われています。賃貸料や人件費は、私が所属するCRASH Japanという災害支援団体が支払っています。

4月に入り、暖かくなったおかげもあると思いますが、少しずつ地域の方との交流が築き上げられて行っているように感じます。
近くのマンションの方がコンサートを企画してくださり、ご近所の方が聞きに来てくれたり。だんだんと常連さんと呼べるお客様も増えてきました。それに伴って、お店の設備を改良したり仮設住宅の方々をカフェにお招きしたり。

新しい会堂が建つまで仮で借りているので、いつまで続けられるかもわからない。そんな中で、カフェを開くことに意味はあるのかと教会の方々と自問し続けていました。でも、この教会がいつも大切にして来た、一人一人とのつながり、出会いを大切にするということが、少しずつ形として見え始めたことに、ワクワクせずにはいられません。
今日はこの方がきてくれた、あのご夫妻はもう3回来てくださっている、そんな小さなことの繰り返しです。本当にお店として経済的に回していくなら、到底のんびりしすぎのカフェです。
震災があったからこそ、また1から自分たちの在り方を見直して、小さなことでも、一つ一つに感謝して幸せを感じられることが、感謝ですよね。当たり前を取り戻す過程も幸せなんだと、学びました。

次回は、南三陸町で行われている革細工による就労支援について書きたいと思います!

これまでの日記
第1回
初めまして、
えみです。
第2回
農地の被害について
第3回
新しい場所
第4回
世界が東北に
やってきた!
第5回
当たり前ではないこと
第6回
地元が地元を